「男と女」
男なんて。
女なんて。
最初はそう思っていた。
「俺がお前を幸せにしてやる」
そんなありきたりな言葉が大嫌いだった
「そ、そんな十分幸せです」
女がわからなかった
おとぎ話のように綺麗な言葉や
ネックレスや指輪をプレゼントするだけで
幸せだと思っていた。
こんなに女に悩みがあるだなんて
「強がんなよなんでもお前のためにあげるから欲しいもの何でも言えよ」
私はなんもわかってない男が嫌いだった
女だって嘘でできてるのよ
私がその証明をしてあげるわ
だけど、君には何一つ叶わなかった