さよなら、と言って。

作者藤巻 さあや

ぶつかり合った過去に戻れるのなら、どんなに世界は優しいことか。それでも別れは、唐突に訪れて来る────…







とりとめないキスも



髪を触る指も



頬を撫でくる手のひらも





別れた瞬間から愛しく儚く散って──────…





あなたの笑顔が眩しい



あの頃がとても懐かしい







あなたのことが、




・・・・・・・本当に大好きだった







ねぇせめて、


「さよなら、」と言って───────。






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