あの日も月の綺麗な夜だったね。【完】

作者彩音りん

 八年前の国内線の飛行機墜落事故で両親と弟を亡くした朝野雫は、ずっと心の中に寂しさをかかえて生きてきた。
 看護師になった雫は、夜勤の時に急患で運ばれてきた中居保に強引に唇を奪われてしまう。
 保の暴君な態度に怒りを感じながらも、雫はなぜか保を忘れることができない。
 保が退院して一ヶ月、再会した…

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――いきなりキス!?


 看護師、朝野雫は夜勤の時に急患で運ばれてきた中居保に強引に唇を奪われてしまう。

 保の暴君な態度に怒りを感じながらも、雫はなぜか保を忘れることができない。


 大嫌いが、好きに変わった時……。


 運命は動き始める……。


  

 ***


【主な登場人物】


中居保《なかいたもつ

二十四歳、消防士。

俺様。


朝野雫《あさのしずく

二十四歳、看護師。

哀しい過去を持つ。



 ■この小説はフィクションです。

実在の人物、団体、事件などには一切関係ありません。


一括公開 2020.9.30


 ※月の雫【原作】も公開していますが、本作【2020改稿版】はタイムスリップ等の現代ファンタジー要素を加えた改稿版なので、原作とは一部ストーリーが異なります。