君と密度９割の愁い【完】

ぷに

2018年3月14日

感動しました ずっと読もうと思っていた桶口さんの作品、やっと読めました！読み始めたら最後まで夢中になって一気に読んでしまいました。主人公が感情を爆発させたあたりから最後まで、ずっと号泣しました この言葉が嬉しいかは分からないですが、読んでる途中の感覚として“プロの小説家の方が面白半分で無料サイトで執筆した小説を読んでいる”気分でした。「20で死んでしまう」という言葉は本当なのか、記憶を失ってしまった幼馴染とどう向き合っていくのか、物語自体がとても面白かったです。2人の占い師の存在感も凄くあって、こだわって書いたんだろうなと…。 あとなんだろう、色々登場人物が出てくるタイミングが絶妙に良くて、凄く読みやすかったです。そこもなんか“プロの小説”を読んでいる感覚と同じでした。 色々語りましたが…とにかく凄く好きな作品です！この2人はこれからもお互い大事に思いながら生きていくんだろうな。ずっと幸せに暮らしていて欲しいです。

九重 綾

2018年3月5日

本当に素晴らしい作品 『二十歳までしか生きられない』その言葉に捕らわれて振り回される登場人物の心理描写がとてもお上手で、すぐに話に引き込まれました。 薫くんの決意や限界、実希ちゃんの願い、2人のもどかしい心の距離がとても良く伝わってきてその切なさに思わず泣いてしまいました。 とても切ない話で、だけど2人の幸せの形に凄く心が温かくなり『二十歳までしか生きられない』の意味を知って感服いたしました。 これだけ素敵な作品に出会えて本当によかったです。 完結お疲れ様でした！