〜さよならは、終わりじゃない〜

ありがとうの清らかさ、ごめんなさいの潔さ

友達の大切さ、仲間の重要さ

失せる事の甘美さ

ここはどこなんだろう。


気づくたびに、見上げる空は


いつもいつも、青かった。


作り物の綿菓子に、作り物の空。


青々としていて、目が眩むような空。


ミントグリーンのヴェールに包まれた籠。



でもそれは


僕を待ち望んでいたのではなく


僕を待ち受けるものだった。







闘いの始まりにすぎなかった。