いつからだろう


孤独が当たり前のようになっていたのは…。

それでもいいと思った。




ーあの日、


手に取った君の感触


君の温もり


共に過ごした時間ー




失う時がくるなんて知るよしもなかった…



けれど運命は、無情にも何処までも心を引きずり回す。

生かされている時間がある限り




そしてあの日


もう一人の僕が生まれたんだ…。




ーあの日以来、孤独だった心の歯車が動き出すなんて気付きもしないままー



まるで君へと導かれるように。