嵐 万凛子

瑞々しいリアリティー
この作品は、少女漫画でも少女小説でもない。


幼き者たちが、
大人の人生の付き添い人であらねばならない時期の、

息苦しさ・しなやかさを、繊細かつサラリと、そして何より瑞々しく描いた作品。


こどもの目を通していてさえ、
彼らを取り巻く人生の複雑さと困難と人間の性(さが)を描けるのは、
三人称で執筆されたため。


一人称で描かれる少女漫画・少女小説を読み慣れた人は、冒頭1ページで挫折するかもしれない。


しかし、iランドには、このような作風が存在しえるのだ。

ぜひ、最後まで読んで頂きたい。