逃走中に私を拾った金髪の綺麗な少年「小さいからってなめない方がいいよ」彼は、妖艶に微笑み、唇を落とした
公園で怖い男たちから身を潜めていたとき、
「どうしたの?」
唾つきの帽子を深く被った男の子に声をかけられた
「おいで」
小さな公園で、行く宛もすがる宛もない私はやけに綺麗な金髪の少年に拾われた
……彼が何者だとも知らずに。
とある暴走族の総長らしくない総長に拾われた
とあるお姫様のお話