生まれた時から体が弱く車椅子生活のお嬢様の本郷小百合。両親も早くに亡くなり、唯一生きている家族は、本郷グループ会長の祖父本郷慶一郎(75)
慶一郎は小百合を溺愛しているが、仕事が忙しく世界中を飛び回っている。
両親からの愛情も知らず、体の弱い小百合は、
「私の生まれてきた意味ってなに?」
私だって同い年の子たちが、しているみたいに恋愛したり友達と遊んだりしたいのに。
気づけば、そんな私をいつも助けて守ってくれたのは執事の黒岩優斗だった。
でも黒岩がたすけてくれるのは所詮仕事だから。急に黒岩に冷たく接する小百合に黒岩は.........。