純白の海に溺れて、愛をこう。【完】

作者星紗

好きだと伝えれば、この関係が終わってしまうのだと思うとどうしてもこの気持ちは伝えられなかった。報われない恋に、どうしようもなく泣きたくなった。






真っ白なシーツに素肌を埋めて。




愛なんて囁かれることなんてなく、

ただ素肌を重ね合わせた。





いつからだろう。



好き、なんて叶いもしない気持ちに気付いたのは。






あたしを抱くのが貴方だけになって。



あたしを抱いて欲しいのは、貴方だけになって。





愛してると恋をして。



愛させて欲しいと願って。



愛して欲しいと望んだ。






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愛をこう。




この想いを伝えても、

貴方はあたしに触れてくれるのだろうか。