アニメやゲーム、携帯小説の中の彼らよりイケメンなんて居る筈ないと思ってたのに。まさか黒髪イケメンから告白されるとは思わないよね。
現実よりも携帯の中が好きだった。
そんなあたしに告白されても困ります。
とりあえず、
「次元を一つ下げてから、出直してきて下さい」
そういう事でよろしく。
あたしは今日も、
指先を動かして愛しの彼に会いに行く。