地獄行きが決まっている魂を、地獄へ誘導する機関、地国部。初仕事を任された主人公と、そのターゲットになった少年。そして地国部の面々。どこを取っても謎だらけだった。
『あの日、あいつに逢わなければ、俺は間違いなく消えていただろう』
『あの日、あいつに拾われなければ、俺はこのまま疑問も持たず生活していっただろう』
魂を地獄へ誘導する役目をおった十二(とうじ)、彼の初仕事のターゲットは、とある普通の高校生。本来であれば難しくない仕事のはずが...。