ノンフィクションの恋の形

作者saya28

私の7年間の初恋の物語です。今思えば私は叶わない愛の夢を彼からもらい、彼は淋しい心を私という形に包まれて安らぎをもらっていたのだと思います。

これは私の長い長い初恋の物語です。私は一度も泣きませんでした。

私は傷ついた事に気づかなかったほど傷ついたんだと思います。だから涙は流れませんでした。



今も思う。

勘違いするじゃない。

君の感情の行動は勘違いさせられた。

不意に包む優しさにまた心揺らされるじゃない。止めてよ。



今さらだけど今なら解る。これは歪んだ私の愛。

愛でなければただの依存心。



そして、歪んだ愛ではなく、ただただ向き合うことを恐れた私と君の悲しい両思い。

土曜日の魔法。



君には見せられない素顔の自分。

君には見せられた素顔の自分。


君には一生分のありがとう。を…

君には一生分のごめんなさい。を。


今あたしに出来る事。

あなたの青春時代のピースの1つになること。

普通に生きること。

あなたが願った「普通に生きる」こと。