玖野千桜
退廃的な白昼夢
描写はほとんど見られませんが、ほんのりダークで謎めいた世界観は十分に伝わってきます。
夢の中をたゆたっているような、不思議で幻想的な雰囲気。
お話はまだまだ序章、これから物語が始まっていくんですね。
森の中で白兎と出会ったアリス……アリスをモチーフにした小説はたくさんありますが、このアリスは一体どんな物語を紡いでくれるのでしょう。
これからの展開を楽しみにしてます♪
個人的に、こういう物語は大好きです。
筋立てはいいと思うのですが、いくつか気になった点もありました。
「…」の偶数使用、「??」を半角に直すことなど。これを禁則処理というのですが、それがしっかりされていれば、もっといい作品になると思いますよ?
絵本のような語り口が魅力的な作品でした。
これからも頑張ってくださいね!