この世界の何もかも嫌い、何より自分が嫌い。愛したのは彼だけ。そんな彼も去った今、私の希望は自分の中の小さな彼。永遠に孕み続ける私の胚芽――。「喪失」小説第二弾。
この世界の何もかも嫌い、何より自分が嫌い。愛したのは彼だけ。そんな彼も去った今、わたしの希望は自分の中の小さな彼。永遠に孕み続けるわたしの胚芽――。痛いくらい切なく激しい恋物語。連作、「喪失」小説第二弾。