HISTORY OF LOVERS
ヒストリー オブ ラヴァーズ
『好きな人の彼女』・・・・・・
たったそれだけで幸せだった。
好きな人の傍にいるだけで充分に幸せだった。
でも・・・・・・
今はこんなにも近くにいるのに
あなたが遠くにいる・・・・・・
潮騒の街『朝凪』
小高い丘の上に建つ廃教会・・・
ここで少年と少女が出会い、
そして、月日が流れた・・・・・・
少年少女たちは、
それぞれの『愛し続ける』という想いを胸に
恋に、愛に生きる。
「拓也、今まで楽しい時間をありがとう。
幸せだったよ・・・・・・
拓也から貰った思い出、一生大切にするからね!
・・・・・・さよなら。」
「俺も、お前が彼女だった日々を一生忘れない!」
拓也がくれた恋心を持って、
私はこの青い空の向こうへ行きます。
どんなに離れていても、心が遠くにあっても、
あなたを好きでいることを許してください・・・・・・
ジャンル:君を愛し続ける恋愛小説