桃色の羽/さやか
素晴らしい私は普段歴史/時代モノを読まないのですが、これは読みやすくとにかく内容が面白い!語りべが村の子供達に"桃"と言う名の少女の話をするところから物語は始まります。"姫笛"が作り出す"呪い"それぞれの物欲が呪いを生む恐ろしくも切ない話。少しファンタジー…と言うか、最後語りべがしめる事によって一種"迷信"のようにもとらえられる、不思議な感覚。発想力豊かな著者様に嫉妬すら覚えました。次回作も楽しみです。