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メモリーアンドロイドの女の子と、徳永という男性の、儚くて綺麗な物語――。有りがちな恋愛話ではない、新しく特殊な視点で紡がれるお話です。アンドロイドである主人公の女の子。そして、どこか温かさを持つ徳永という男性。両方とも、とても魅力的なキャラでした。16ページの短い物語でしたが、女の子の彼への思いがしっかり伝わってきて、温かい気持ちになりました。最後、彼女が自分のことを「牡丹」と名乗ったところに、彼への愛情を感じます。終わり方は少し切なく、印象に残る素敵なお話です。短いのでさくっと読むことが出来ました。おすすめできる作品です。