Fortune -君に出逢えたキセキ-

作者灰音

以前のあたしは、『他人は他人、自分は自分』って思ってた。


そんなあたしに、アイツは教えてくれた。

『人の為に笑ったり、人の為に涙を流すことがどれだけ大切か』ってことを。




自分自身の過去は、“記憶”という形で残っていなくても、きっとココロの何処かに植え付けられてる。


だけど、良い想いでを失ってはいけないし、嫌な想いでだって、何時かは乗り越えていかなきゃいけない。





“大切なのは、自分だけを信じることじゃない。

友達を、仲間を大切にして、一緒に歩んでくこと ―――――”