太平洋戦争末期。私達は生きた。食物も自由もなかったけど私は君さえいてくれればよかった。確かな幸せがそこにあったはずだった。これは戦時中に懸命に生きた人達の物語。

 



―私達はそれを正しい戦争だと信じていた―


毎日のように命が失われ、


大切なものがなくなっていく。



それでも、



これは、日本のための戦争なんだと


日本が正しく、神の国である日本を信じろと。




私達は語り継いでいかなければならない。


戦争の恐ろしさを。虚しさを。




外見は大きくて、立派で。


でも触るとすごく脆いことに気付く。


全てが崩れていく。


見た目だけの砦。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇


第2次世界大戦中のお話です。


血や残酷なシーンなどが出てくるので苦手な方は読まないことをオススメします><;



H20 7月28日 ~ 9月7日


おかげ様で注目作品入りしました^^v

読んでくださった皆さん、ありがとうございます!



*完結しました*