NAO
現実のような温かさ
とにかく、素晴らしいの一言。
漫才のシーンは間のあきぐあいといい、本当に目の前で漫才を見ているような錯覚に陥りました。
ただの漫才の話ではなく、それぞれの恋愛や友情が爽やかに描かれていて、携帯小説の中では独自の地位を築いています。
最初の、レボがいじめられっこのハニーに手を差し伸べたシーンが大好きです。欠点も笑いに変えてしまう強さ。
けれど、そんなレボも辛い過去があってハニーやマブに助けられているんです。三人がそれぞれ想いあって仲良くやっている関係は一見危ういけれど、素敵です。恋心に気付き始めたマブがこの関係だけら守り抜こうと決意する姿は切なくもありました。
今後ハニーの想いや、どちらにも惹かれているマブ。そしてレボの恋はどうなるのか。続きも要チェックです。