卒業見込

作者最中

高校生というのは、子供のような大人のような中途半端な年齢で、それでも確かに一生懸命に恋をする。彼との出会いは私にとって、とても綺麗な恋だった。


廊下ですれ違う距離に胸を高鳴らせた。



笑顔を見る度揺れ動く胸に、嘘をついた。



目が合った時、顔に熱が集まる感覚を覚えた。



その指先に触れたいと思った。



それが恋だと気付いたのは、卒業間近の18の夏。