イカロスブルー

作者やい

高校1年生。初めての彼氏。そして、何かが動き始める。あの頃に戻りたいとは思わない。それでも、君と出会ったことを後悔したりしない。






もしも物語の結末を

知っていたとしても

私はきっとまた、

必ずこの物語を

望んでしまうだろう。





どんなに愚かだ、と

馬鹿にされても。

君と出会えるのなら

何度でも。

何度でも。






たとえ悲しみの海に

落ちてしまうとしても――。