あるマンションで共同生活を送る炯、皇紀、貴人。大晦日に住人総出の大掃除をしていると、貴人は物置であるものを見つけた。それを見た皇紀によって語られたのは…
あの頃の僕は
世界の全てを知っている
つもりで
けれど
まるで何も
わかっていなかった
君と出会って
初めてこの世界が
色づいて見えたんだ