ドリームランド

作者マヒル

夢を、見る事を忘れた少年。夢を、信じる少女。少女は、少年の父親の愛人だった。少年は、少女に、父親と別れさせる為会いに行く。

俺は、神様を信じていない。

神様に、祈る事もしない。


屈折し、夢を見る事を忘れた、少年。



あたしは、神様を信じてる。

神様に、毎日祈ってるもん。


純粋で、夢を信じる少女。



神様が居るなら、聞いてみたい。

ここに、自分が居た意味があったのか。



そう、少女に静かに言ったのは、少年の父親だった。



少女は、少年の父親の愛人。

少年は、少女に別れる様、説得しに会いに行く。


二人の糸が、少しづつ絡まり、少年の父親の姿が、優しく紡ぎ出される。



だが、『約束の時』は、残酷に二人に訪れた。



あなたは、神様を信じていますか?

夢がありますか?



どこにでも居る少年と少女の、成長物語。