作品コメント

発想の勝利
文章力[20/100]
構成力[60/100]
課題文[90/100]

文章は言わなくても分かるだろうから触れない。鶴ではなく亀という発想は、ありきたりな展開の中で抜群の光を放っていた。

決選投票
文章力[70/100]
構成力[80/100]
課題文[70/100]


極上の恋愛小説です。
こんな作品がもっと増えれば、ｉらんども蘇ると思います。

決選投票
構成 90
文章 100
課題 90


誰もが知っている童話がいくつも出てくる事で、より物語が分かりやすくなっています。

とても傷つきやすくて、繊細。だけど、サキという女の子は誰よりも強く生きようとしていたんでしょうね。

２人で１つの千匹亀は涙を誘われます。

投票
構成「85」
文章力「85」
課題「90」


うさぎとかめ。ツルとカメ。水色のカメルーン。ウサビッチ。うさわん。

感動秘話です。

ひたればそこは、哀しみの
文章力[70/100]
構成力[60/100]
課題文[95/100]

すてきな雰囲気です。出だしは本当に本当に素晴らしかったです。ほとんどいちゃもんになってしまうのですが、あるいみよくある話の分、展開や構成にもっと工夫があればさらに良かったなと思いました。

しかしこの凡庸なひとたちの淡々な吐露が良いので、構成なんていらないのかもしれません。すみません。この作品にしかない雰囲気、彼らでしか有り得ない文体がとても良かったので、余計に構成にもやもやしてしまいました。細かいところももっと練っていて欲しかったというか…（ただの我が儘）

課題文がものすごく良いです。恐ろしいくらいです。色のない感じがなんとなく痛みで、なんとなくやわらかでひんやりで、ひたりきれるような優しい作品でした。

有り難うございました。

Rapid-Fire決戦投票
文章力[80/100]
構成力[75/100]
課題文[70/100]

ラストで涙腺崩壊。何て優しい、そして悲しい物語。
兎と亀の談話のあたりが好きでした。千羽鶴ではなく千匹亀という発想が斬新でよかったと思います。

オマージュだとしてもお気に入りの作品でした。ありがとうございます。

読みやすさ
[内容]
文章力[80/100]
構成力[70/100]
課題文[75/100]

入り込みやすく、読みやすく。
本当は切ない展開は泣いちゃうし悲しいので苦手です。
でも、読み返して個人感情抜きにしたら、やっぱり読みやすくて、入り込みやすかったし、心が動きました。

悲しみ積もり思い果てず
評点［８０/９０］


私の好きな中村航さんの
「百回泣くこと」に少し似ているようで共感を持って読むことが出来ました。


亀と言うところがいいなって思いました。彼女と果たせなかった約束。ボロボロの亀の折り紙の場面ではウルッて来ました。


在り来たりのパターンの作品ではありますが、そこをどう作者がアレンジしていくかがミソだと思います。

淡々と綴られる悲しみ
評点［60/100］
直球勝負で人の悲しみを描いている話です。ストーリーに余分な肉がついていないので、作者様の書きたかった思いが強く伝わってきます。

元にした作品の解釈の仕方が納得できなかったので（私はあの作品を短編集だとは思っていないです）評点は低めになりましたが、素晴らしい作品であることに変わりはないです。
ぜひ一読を。