キミとの明日。

作者はるふ


わたしがこの町に生まれてきて、


15年目の春。


5年前の出逢ったあの日から、


キミはわたしのことが好きだった。


でもわたしは、きっと永遠に


海斗先輩のことが好きだよ。


たとえ叶わない恋でも、


どんなにつらくても、


きっとわたしは一途のままだよ。


キミのことを好きになった方が


楽だとわかっているのに。




この夜空の星たちを、


1つのバケツに入れることよりも、


わたしがキミを想うことは不可能なの?