神水紋奈
複雑に絡まる3人の心
友達を作らない少女・心。
裏と表の顔を使い分ける少年・司。
人殺しの息子・遊。
複雑な過去を背負う3人の男女が、交流していく物語。
キャラの設定などしっかりしていて、作者様の愛を感じられる作品でした。
ただ、読んでいて不自然なところや違和感が目に付いてしまい、情景が想像しづらかったのと、3人の視点がころころ変わってしまうので、感情移入がしづらかったです。
キャラづくりができていて、文章はしっかりと書けているだけに、とても残念です。
とはいえ、これからの作者様の成長が期待できる作品でした。
これからもがんばってください。