赤ノ宮伝説―。
黒髪の茶色い目。
どこにでもいるようなかわいい転校生が来た。
しかし転校生は名乗ることなく全生徒に言った。
『この学園は今からボクの支配下だ。文句のある
奴はかかってこい』と。
転校生は文句を言いに行った学園のボス的存在を
倒した。
それから赤ノ宮ではいじめやリンチがすっかりな
くなった。
不良校で喧嘩が絶えなかった日常が一転し、
仲間のことを想える奴らが多くなった。
全校は『転校生』を親んだ。しかし―・・・
転校生は突然、姿をくらました。
それ以来、転校生は誰にも姿をさらすことは
なかった―。
転校生はKing2代目と呼ばれた―。