恋愛あり、ファンタジーありのお店話です。時に甘酸っぱく、時に胸糞悪く、がモットーです(笑)まったり更新中…。
賑やかさとはかけ離れた風変わりなこの街には、これまた風変わりな店がぽつりと建っていた。
「ここは平和過ぎるわ。もっと混沌とした、マンホールの闇のような世界を私は求めているのよ」
「ミス・ヴァレンティヌス、それはただの下水道なのでは?」
頭のおかしな自称魔女と、ちょっとひねくれたアルバイトが営むこの『まじない菓子屋』には、愉快な客がよくやってくる。
※胸糞悪い表現がたまに出てきますので、R15に指定しました。ご了承ください。