中学を卒業し、高校の合格発表を見に行った、その日。
結果を知ることなく、千尋は交通事故に遭い、意識を失った。
そして、次に目が覚めたとき。
千尋がいたのは、二年後の世界。
未来で出来るはずだった友達
未来で入るはずだった部活
未来で知るはずだった“彼”の存在。
自分の過去の選択が、
自分には信じられなかった-…