風見鶏〔母の過去〕

作者セナ

「あの日からお母さんの運命は狂っちゃったんだ。」


そう話す母の目は哀しげで、でも運命を受け入れた母はとても強くなったんだろう。




「でもね、今思うとそんなに悪い人生じゃなかったんだよね。」



これは私が風見鶏と出会うずっとずっと前の話。



母の風見鶏



これは、母の話を元にした実話です。


細かい話をすべて知るわけではないので、物語構成上、名前等にフィクションも含まれております。



御了承下さい。