ふたつの太陽があった

作者マルモ

神様は 地球ができたときに のんびり屋さんの太陽と 目立ちたがり屋さんの太陽と どちらの太陽に 地球を照らさせようかと 思案しました。

そして 悩んだあげく 二つの太陽に 一万年ごとに 地球を照らす役目を与えました。


人間が 地球に生まれるまでは 何も問題ありませんでした。

しかし 人間がお日様に 文句を言いだすようになると とんでもない事件が起こったのです。