そこは何処にでもありそうな普通の街でした。
そして、その街の普通の高校の前に、
普通そうな2人がいました。
「ここか・・」
「そうっぽいね。」
「全く『人間』っていうのは訳が分からない。」
「まぁまぁ、いいじゃない。」
彼らは“普通そう”であっても“普通”ではないのでした。
-人間から見れば-
彼らから見れば、その人間こそ不可解な生き物でありました。
何故って彼らは
『 神 』なのですから。
※注意※
この小説では「神」の存在に関して
独自の価値観をもってお届けします。
ですから、貴方の「神」の存在を否定したり
侮辱したりしているわけではありません。
どうぞ、貴方の思う「神」を信じ続けてください。