君だけは、平気だった
いつのまにかね
全部君になってた
「目、見て」
君とじゃなきゃ喋れない
「なに、照れた?」
君とじゃなきゃ、
「ねえ、触れさせて」
君にだけしか触られたくないんだよ
「大丈夫だよ」
「守るから」
ただもう、私
「………俺だけ、見てて……」
君でいっぱいなんだ