紅月の雫

作者杙乃

紅魁。そう呼ばれる、全国No1の族の総長と出会う。
重い過去を背負う総長。
真実を知った自分。
二人の歯車が回りだす。


 この街には“仲間”を“自分の身”を


 守るためにしか喧嘩をしないという


 全国No1暴走族が存在した。


 ≪掟1≫


    “自ら喧嘩を売るな”


 ≪掟2≫

    “売られた喧嘩は買え”

    “しかし、必ず勝て”


 この掟は形だけのもので。


 ≪大切なものを守れ≫


 これが本当の掟。


    

 ただの不良とは違う。


 独特のカラー

 

     


      ――紅魁――


 それが彼の名。


 彼の正体を知るのは仲間たちだけ

 






※作中に未成年の飲酒喫煙等がありますが、法律では固く禁じられています。

また、暴力行為などは実際は犯罪です。