イチゴ、ミルクティー、黒猫

作者水無月

 

 

 

大橋 葵、21歳、男。



ヴィジュアル系が好きで、ゴシックファッションが好き。

男だけどロングスカート履きますよ。


犬より猫派。

愛猫にどんなに冷たくされても俺はめげない。

にゃんこは俺の原動力。


仕事中毒の父親と愛猫の“ふたりと一匹”暮らし。

昔は母親と妹も一緒に暮らしていたけど今は違う。

家事や料理はそれなりに出来るし、父さんも手伝ってくれるから不満は無い。




今日も平和で、俺は満たされていて、しあわせだ。

そりゃあたまには死にたくなるようなこともある。

それでも俺はしあわせだ。


明日も生きている保障もないし、これからずっとしあわせに過ごせる保障もないけれど。



今日もご飯がおいしくて、

今日も猫が可愛くて、

今日も好きな仕事が出来る。


だからきっと、俺は明日もその先も、ずっとしあわせ。