天美 泉

科学なんかじゃない
人は海から生まれる……そんなある一説を描いた作品で、波打ち際で産まれるまでの日数を数える子供など、新鮮な設定の登場人物が味を出しています。

途中に入る「288」という数字の説明文。
それがすごく印象的でした。
科学のように筋が通った話で、でもどこか神秘的で、ロマンチックとさえ感じました。

今までにない、題材がとても面白い作品です。