これから君を

作者あくあ

私がした最後の恋愛。「その真っ直ぐさ、絶対曲げるなよ」泣きながらくれた、あなたの言葉を私は忘れないから。選べなくてごめん。大好きだった。

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イヤな予感がしたんだ。



反面、望んでいたような気もする。



そう言い聞かせて、私の浮気相手が住む一人暮らしの家のドアに合鍵を差し込む。



それは、見てはいけないようで見なければいけなかった事。



あの瞬間に、やっと終わる事が出来た。



チェーンがかかったドアの隙間から見えたものは



かわいい女性物のミュール。




ありがとう。


そして、ごめんね。



恋と呼ぶにはあまりにも汚いかもしれない。


でも、私は「恋」と呼びたい。




最後の恋だから。

どうか恋と呼ぶことを許して下さい。




前を向くために書きます。




2009年8月25日



※現在、作成中です。