魔法の携帯

作者M.O

地元の商店街に新しく出来た携帯電話販売ショップ。

新しいものには目がない由美子にとって、立ち寄らないわけにはいかない。しかし、その携帯電話会社は始めて耳にする名前で『セイブ』と言い、オープン記念で無料で手に入れた。

その夜、まだ使えないはずの『セイブ』の電話が鳴る。手続きの都合上実際に使えるのは明日からのはずだった。恐る恐る電話に出ると、その相手はなんと

・・・死んだ母だった!?

『セイブ』との出会いによって由美子は長年苦しめられてきたものから開放されることとなる。