ひとりの兄とひとりの妹の絆愛を語るストーリー。
僕等の存在は
お互い知っていた。
お互いに
誰よりも愛した恋人もいる。
ただ、
これが僕等にとって
愛なのか
恋なのか
憧れなのか
家族愛なのか
友情なのか
それは分からない。
少なくとも
僕には分からなかった。
ただ分かるのは
彼女は僕の妹だった。