「…生きていたって仕方がない。

人生なんてつまらないもの。」


どこにでもいるようなごく普通の少女、ユリ。

彼女は父親の死から心を閉ざしてしまっていた。


ある日、友達のカナデに誘われた図書館でユリは一冊の絵本に出会う。


その本はとても不思議な力を持っていた。