言えなかった「好き」を君に

作者千裕

いじめで悩んでる少女は空き教室の黒板に毎日悩みを書いていた。いつものように黒板に書こうとすると…。過去と今と未来。いつか君に好きと言いたい。


君は笑顔がステキだろうな。




君の手は大きいだろうな。




君の腕の中は温かいだろうな。




君の背は大きいだろうな。





君のこと考える度、




胸が苦しくって、切なくって




言えなかった「好き」が



溢れ出てくるんだ。






君と私のたった1つの繋がり。




それは、空き教室の黒板だった。