二文字のコトバ

作者麻伊










君とずっと一緒に居れると思ってた








時間は長く無かったのに







呑気に笑い合って 自分の気持ち押さえ込んで










たった“二文字のコトバ”を言えなかった





馬鹿みたいに











もう遅いのかな?









…ううん、そんな事無いっ









だって本当にそれだけだから

















    好き―――…