たちどまって、もういちどせかいをながめてみて。そこには、いままできづかなかったふしぎが、きらきらとかがやいているはずだから。

ゆうやけ

まっか

あしたも

はれる

とんぼ

とんぼ

きのうのそらに

鬼おいてこい

あしたのそらから

鬼灯(ほおずき)とってこい


すこしだけ、足をとめてながめてみて。

いつもみてるけしきが、まるでべつのせかい。

せかいのはては、詩のはじまり。