明日という絶望と君という希望

作者歌倫

"色"という人の心から生まれる獣を扱うために、ある専門学校に入学した"ののか"。

しかし、ある青年のせいでその学校生活は波乱の渦に巻き込まれていった…。


人間は未完成な存在だ。

本当に自分のことを分かってくれる人間なんかいないし、自分も他人の何も分かっちゃいない。


自分以外の人間と向き合うのはいつだって自分の思い込みだけを信じて行かなければならない。


―人間は未完成だ…―



だからかな?



真っ黒な…"色"を持った君を見たとき、どうしようもなく惹かれていったんだ。