ろぃmax

酔ってしまいそうな世界観。
どっぷりと呑み込まれてしまいました。
今もまだ余韻が大分残っていて、頭がぐわんぐわんしている気がします。
それぐらい圧倒されています。

この作品特有の妖艶さ、主人公が作品で作品が主人公で…綺麗に一体化していてとても美しいと思いました。

特に最後の方の互いの責任転嫁の場面が私は好きで、もうこうなって当然なんだと騙されてしまっていました。

どのページをとっても無駄な描写が一切ない作品。
一つ一つの文章全てに魂がこもっていて、(クサい事を言ってしまいますが)一つの音楽を奏でているようなナチュラルさがあります。

良い所で終わっていたので、すごく気になります。
是非最後まで追わせて下さい!


あと、誤字らしきものを発見しましたので報告致します。
p57の『今に義父がいると』→『居間に義父がいると』なのかな?と思いました。
違っていましたらすみません。