水野くんと嘘つき。

作者蓮井ユウ






「だから失せてよ、僕の前から。

いい迷惑なんだよね、そういうの。」



私は、君の側にいられる理由が

ほしかっただけなのかもしれない。


ただの自己満足だったのかもしれない。




それとも、全部君の嘘、だったのかもしれない。