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男なんて大嫌い
男なんかに頼らない
そんな私に、――男を必要としなければならない出来事が。
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それを救ってくれたのは
ずぶ濡れで、捨て犬のような瞳をした男の人。
私はその人に
大役を任せた――――……。
――1ヵ月の契約。
その生活は、まるでペットと飼い主のよう。
1ヵ月経ったら、私達は赤の他人に戻る……
筈だった――――……。