伊須崎一志の短編集

お手本のような小説 短編は読みやすく、描写も丁寧だと思います。 文章なのに、そのシーンをイメージしやすく、二時間ドラマを見たような満足感があります。 よくよく考えれば、ストーリーはありふれたものですが、あそこまで惹き込む文章は必見です。 ただ、シンパシーの一作目は少し書き切れてない感がありますが、それ以外はとても良い作品です。 作品が少ないのが残念です。 短編を書くのは難しいと思いますが、頑張ってください。

抜け出せなくなります　{{(￣□￣)}} フラリと立ち寄ったホームページ 実は、２～３ページ読んで、すぐ他のＨＰへ行くつもりでした。 ところが、 何だコレは・・・・・・ 面白いじゃないかぁぁ―――っ！！ すっかりやられました。 ２～３ページどころか、一気に最後まで・・・ 多くは主人公の心情で綴られていますが、 いとも簡単に情景が思い描ける。 大胆な場面転換も、何故か違和感がない。 書き慣れている感が見受けられます。 ヒタヒタと迫り来る恐怖。 ここまで来ると、もう離れられません。 人間（ひと）の心の見えない部分を垣間見た瞬間。 足をガッチリ掴まれたようでした。 短編なので、ちょっとした時間にサッと読めます。 短編なのに、ドラマを１本観たような厚みがあります。 ご存じない方は、是非どうぞ。

いい瞬間 出だしでいい感じな雰囲気ある恋愛ー・・・っておもって。 後半の展開の切り替えがすごくキレイです。 キツイシーンもあるけれど、描写が極限まで無駄を省いた感じ、それでいて物足りなくない。 むしろ、本当に丁度いい。 織り交ぜていくみたいに自分の中で想像しながら読める。 さらさらっと劇をみているかのようでした。 それでいて、短編。 すっと読めて、さらっとSympathyできて、ほんとにいい瞬間味合わせてもらいました！